債権者側が取り立てる競売などの手法について

債務整理は債権者側の救済策でもある

債務整理とは、金融機関から借り入れた資金を返済できなくなった方々から、法律に定められた手法により、債権者が何とか回収を行うもの、という側面があります。
債務整理という名前の通り、債権の回収が見込めるもの、見込めないものを仕分けして、仕事を進めていきます。
債権者としても遊びではありませんので、人の人生を変えてでも回収することもあります。
そのため債務者側も間に弁護士や司法書士などの法律の専門家を入れるのが一般的となっています。

債務整理は財産の処分から始まる

債務整理でまず考えられるのが、借入れた債務者の持ち家や車などの財産を競売して返済に充てる手法です。
金融機関などから資金を借り入れするときは、資産に抵当権を付けますよね。
いわゆる担保であります。
この担保を借金の返済のために売ってしまうという手法であります。

競売によって財産は処分されていく

競売を止めるには、全額返済となりますので、返済できない方にとっては、どうしようもない事項であります。
裁判所に申し立ててから実際競売が完了するのは半年から一年は期間が必要となります。
しかしながら、居住していた物件には、住むことはできず、債務者は別の住宅を探すこととなります。

相続すると債務も相続人に引き継がれます

競売で借入金がすべて返済できればよいのですが、できない場合は、残額の支払いの請求が債務者に来ます。
この時に債務者がなくなっておられる場合は、相続人が支払うこととなりますので注意してください。
相続人とは、結婚されていれば奥さんが権利2分の1、お子さんが3人おられれば6分の1づつ保有することとなります、相続分のみ返済することも可能でありますが、できないのであれば相続放棄という手法がありますので活用してもよいと思います。
これは裁判所に申し立てて認めていただく行為であります。
負債から逃れられますが、何らかの資産があれば、その資産も一切放棄することとなりますので、天秤にかけて考えられてもよいと思います。